E-NEXCOの東北観光フリーパスで東北へ
ちょっと古い話ですが、ドラ割で東北に紅葉狩りに行ってきました。
ドラ割はNEXCO東日本が行っているETC専用割引。「北海道フリーパス」や「佐渡おけさ往復パス」などシーズンごとに様々なプランが用意されています。
今回使ったのは東北観光フリーパスというもの。首都圏発の場合、13,500円で東北の高速道路が最大3日間乗り放題になります。
このパスで11月6日金曜の夜から9日月曜日までの3泊3日、松島や角館など宮城県・秋田県・岩手県を周遊しました。
ちなみに、実際に走行したルートを通常料金と比較してみると、次のとおり6,520円のお得という結果になりました。実際の走行時間に合わせて深夜割など通常のETC割引を反映させた比較結果です。
- 自宅―松島海岸[335.6km] 5,480円(深夜割)
- 松島海岸―石巻河南[26.7km] 330円(休日割)
- 若柳金成―大曲[130.3km] 2,390円(休日割)
- 大曲―秋田北[51.4km] 1,070円(休日割)
- 秋田中央―平泉前沢[143.7km] 2,920円(平日朝夕)
- 一関―自宅[394.8km] 7,830円(平日朝夕)
- 合計 20,020円 (6,520円のお得)
今回は行き当たりばったりでお得度からいうと少し中途半端でした。しかし、しっかりプランニングすれば1万円以上の節約効果を出すのも容易でしょう。
乗り降り自由は便利
そうでないドラ割もありますが、東北観光フリーパスは東北6県の高速道路がすべて乗り降り自由。高速料金の節約に加えて、乗り降り自由というのはなかなか便利です。
例えば、燃料が心細くなったら気軽にインターを降りて下道の安いGSで給油。また、ランチも画一的でお高いSAPAでなく地元のちょっと気になるお店に寄り道なんてこともできます。もちろん、深夜割引などを適用させるために走行時間を調整したりする必要はありません。
期間内エリア内であれば乗ったり降りたり好き勝手できますので、ランチに温泉、観光と自由で面白いプランが組めそうですね。自由気ままなキャンピングカー旅にぴったりです。
ドラ割の申し込み
さて、ドラ割りの使い方です。
ドラ割りを利用するには事前に申し込みが必要です。出発エリアと利用日を決めてNEXCOのサイトから手続きします。氏名やメルアドのほかにETCカード情報を入力しますので用意しておきましよう。
申し込み自体はカード情報さえ分かれば簡単ですぐに終了。変更・キャンセルを行う場合は、ETCカード番号を使ってログインすればOKです。
ドラ割の期間
次にドラ割の対象期間。最大14日間乗り放題になる北海道フリーパスもありましたがこれは例外的。通常は2~3日というの多いようです。
2~3日というと少し短い気もしますが、この期間には発着地から対象エリアまでの走行は含まれません。
つまり、対象期間の前日に出発し途中のSAPAで車中泊しても対象エリアのICを出るのが期間内に入っていれば問題ありません。同様に復路も対象期間の24時までに高速に乗ってしまえば到着エリアのICを出るのが翌日以降でも大丈夫。
例えば、現在実施されている「関越ウィンターパス」で説明すると、対象期間が1月8日(金)~1月9日(土)の2日間の場合、7日の夜に都内を出発し塩沢石内SAで車中泊。翌8日の早朝に塩沢石内ICを出て朝イチからスキーというのが可能です。帰りもナイター、温泉と遅くまで遊んだあとSAPAで仮眠してから帰るのもOKです。
NEXCO中日本・西日本にもあります
そのほかドラ割には様々な条件がありますが、上手く使えばお得な旅ができます。キャラバンの際には検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、ドラ割はNEXCO東日本の商品です。NEXCO中日本は「速旅」、NEXCO西日本は「みち旅」という同様な商品がありますので調べてみてください。
コメント
知りませんでした、使えそうなサービスですね。
次回には検討してみます。
レオじじい 様
利用可能日などいろいろ制約がありますが、条件が合えば便利だと思います。東北フリーパスは毎年秋以降実施していて、その時期になると東北に行きたくなります。