車高灯LEDの球切れ（車検でのトラブル）

撤去作業中の車高灯。３つが点灯しません

車検が通らない？キャンピングカー車検３回目で少し焦る

４月中旬、いつものディーラーへキャンピングカーの車検をお願いしたときの話です。
クルマをあずけて数日後に整備担当者から電話がありました。
その内容は「フロント左側の車高灯がいくつか点灯せず車検が通るか分からない」というもの。

車高灯？これまでは特に指摘なかったのに

確かに12灯ある高輝度LEDのうち３つが切れてしまっています。
でもこれはずっと以前からのこと。
おそらく納車半年ぐらいで点かなくなり、マックレーに代替品を頼んだけど合うものがなく放置していました。
つまり、この状態で過去２回の車検はパスしていたことになります。
その辺をやんわりと整備担当者に伝えると、「過去はともかく、検査官によっては不合格になる可能性がある」とのこと。
検査官？　意味が分かりません。

知らなかった。キャンピングカーは運輸局へ持込車検

「ディーラーは運輸局の指定工場だから検査官の違いなんて関係ないはずでは」と尋ねると、
「実は会社の方針で８ナンバー車はすべて運輸支局へ持ち込むことになりました」というお答え。
詳しく聞いてみると、車検を担当した８ナンバー車の中に後から保安基準違反が発覚したケースがあったとのこと。
その際には、車検を通したディーラーに対しても当局から厳しい指導がなされたようです。
違反の内容はよく分かりませんが、どうやらディーラーが直接見ていない架装部分の問題らしいです。
実際問題として架装部分までディーラーが細かくチェックするのは難しそう。違反を見逃したかどで営業停止になりでもしたら取り返しがつきません。一律持ち込み車検にしたというのもそれなりの理由があるようです。

自分で直すしかない。車高灯を発注

腑に落ちないことは多々あるものの、文句をいっても始まらないので善後策を練ります。
やはり一番手っ取り早くて確実なのは自分で修理すること。
代わりのパーツを探したうえで自宅で交換することにしました。
新しい車高灯はネットで探します。
このときはクルマはまだディーラーでしたので、車高灯の大きさはあてずっぽう。
すぐ届く物でいちばん大きいサイズのものをモノタロウへ発注、翌日には商品が届きました。

無駄になったslim流星ポイントマーカー（ヤック）出典：モノタロウ

痛恨のミス！サイズ合わない

材料が揃ったら、デイブレイクを自宅へ持ち帰り交換作業を始めます。
だが、しかし、残念。サイズが合いません・・・
大きいのを選んだつもりですが、まだ小さかった。
取り付けてみたら未塗装面が露出して非常にみっともない。眉毛を剃った大山倍達がごとき異形でこれでは外を出歩けません。

エーモンのフリーアングルLED（12灯）出典：エーモン

車高灯はそのまま、中の基盤だけ交換

塗装する気も時間もなく、ここであえなく作戦変更。既存の車高灯はそのまま生かして、中のLEDだけを入れ替えることに。
急遽、ホームセンターでエーモン製フリーアングルLEDという12灯の製品を購入。既存の基盤をえぐり出し、それを裏がえしにしてエーモンのLEDを接着するという少々強引なやり方で直します。
光量のバラつきがあると指摘を受ける可能性があるので、壊れていない右側も同様にLEDを入れ替えて作業終了です。
これで無事に車検は通りました。
GWに間に合わないかもと少し焦りましたが、なんとか前の週に車検が終わって良かったです。