壊れたストップランプをカーク産業で購入、付け替えてみたら…?
気づいたら点灯していなかったデイブレイク号のハイマウント・ストップランプを修理しました。
不具合に気づいた段階でランプへの通電は確認。その場でランプ本体がいかれたものと判断し、カーク産業から新品を取り寄せました。
ちなみに、新品のLEDハイマウント・ストップランプのお値段は税込11,340円(送料別)です。
壊れたハイマウントストップランプを取り外し原因チェック
それでは実際の再インストール作業。まずは、壊れたランプを取り外します。
ランプはタッピングビス2本でボディのFRPに止めているだけ。ネジの頭にたっぷり盛ってあるコーキングを剥がし、ネジを外すと古いランプが取れます。
取り外して気になったのが、内部がひどくホコリまみれだったこと。
周囲にコーキングがしっかり打ってあるにも関わらず水の侵入もあったようで、コードの平型端子には錆びが浮いていました。
もともと水が浸入する構造だった
ばらしてみて分かりましたが、このライトは、上の画像の白い部分に当たるカバー(カウル)に赤い部分であるLEDライトがパコッとはめられている構造。つまり、カバーとLEDライトの間には隙間があり、そこから水が浸入するようです。
カバーとボディの間はコーキングされていましたが、これだけだとまったく防水上の意味はなし。赤いLEDライトの部分もコーキングしないとだめですね。
なお、赤いライト本体部分は最初から防水されていますので大丈夫。取り付けに当たり特にコーキングをしなくても問題ありません。
気になるのは、標準でついている平型端子の部分で、普通の処理では雨水にさらされ接触不良になる可能性がありそうです。
新品買ったけど壊れてなかった。原因は接触不良
もしやと思い、取り外したストップランプに12Vを流してみたら…
やっぱり。しっかり点灯しました…
どうやら、故障の原因は平型端子部分の接触不良のようです。見切り発車で無駄に新品を購入してしまいました。
防水処理を実施
せっかくなので、LEDランプは新品を使用することにし、カバーはシルバーに塗装された元々の物を使用して組み直します。
ひと工夫としては、デフォルトの平型端子のままだとまた接触不良になる恐れがあるので、しっかり半田付したうえで、自己融着テープで防水処理しました。
これで水が浸入しても断線することはないはずです。
ネジ止め、コーキングして完了。直りました
配線が終わったら、元々のタッピングビスでボディに固定し、ネジ穴や周囲をアルミ色コーキング剤でしっかりシールします。
最後に、ボディ同色の塗料でところどころタッチアップして作業終了。無事、ハイマウントストップランプが点灯するようになりました。
これでいつでも車検に出せます。めでたしめでたし。相変わらずコーキングがへたくそで、近くで見るとちょっとあれっ?な仕事ぶりですが、気にしません。
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