猫のせいで穴だらけ。かわいそうなデイブレイク号
最近、立て続けにネコキャンパー2名の方からコメントをいただきました。
近頃のネコ人気の高まりにあわせ猫を連れて旅を楽しんでいる方も増えているのでしょうね。
前にも書きましたが、安易に猫をキャンピングカーで連れ出すのは個人的におすすめしません。でも、愛猫と一緒に旅ができれば間違いなく最高。留守番させて後ろ髪ひかれながら旅をしたのでは楽しみも半減です。
そんなわけで、我が家は細心の注意を払いネコのフィグと一緒にキャンピングカーで出かけていますが、ネコをキャンピングカーに乗せるとどんなことが起こるのでしょうか。ちょっと紹介したいと思います。
シンガプーラはソファがお好き!?
猫と暮らすうえで覚悟しなくてならないのが「爪とぎ」です。
うちの暴れん坊、シンガプーラのフィグは引っ掻いて爪を研ぐというより、ビニールや布のようなものにブスッブスッと突き刺して研ぐ感じ。ですので、普通の爪とぎ用品はほとんど使ってくれず、家にあるソファーやベッドに爪を突き立てています。
キャンピングカーに乗せても同じ。彼は容赦なく鋭い爪をブスブス刺しまくってます。
その被害状況は以下のとおり。
カムロードの助手席の状況

デイブレイク号の助手席
最もひどい(みっともない)のが助手席です。
ここは元々ビルダーのマックレーにお願いしてカムロード純正シートのモケット生地をフェイクレザー(合成皮革)に張り替えています。この布の刺さり具合がいいのか生地が薄いのか、ネコの攻撃により激しくけば立ってしまいました。
セカンドシートの背もたれ

セカンドシートの背もたれ
次はダイネットのセカンドシートの背もたれ。
ここも合成皮革の生地でお気に入りのようです。ただ、助手席よりも厚くて丈夫なようで、それほどひどい状況にはなっていません。穴だらけであることに変わりはありませんけど。
爪とぎに耐えるレカロシート

運転席のレカロは丈夫
最後は、運転席のレカロシート。
実はうちのフィグ、ここが一番好きみたい。暇あるごとにブスブス、バシバシとを引っ掻いています。
デイブレイク号内の爪とぎポイントとしてはダントツに攻撃を受けているレカロシートですが、他と比べるとそれほど影響を受けているようには見えません。ちょっと糸がほつれているかなという感じです。
さすがドイツ品質。猫の爪とぎにはレカロシートをおすすめします。

バンクベッドを我がもの顔で占領するドラ猫
ごめんねデイブレイク。猫を飼う以上受け入れるしかなない
以上のとおり、我が愛するデイブレイク号は愚猫のせいで非常にみっともない状態です。
でもまあ、これは猫と一緒に暮らすうえには受け入れなくてはならないこと。仕方ないですね。
最初は気にして市販の爪とぎをいろいろ置きました。でも使ってくれない。今はあきらめて好きなようにさせています。デイブレイク号には申し訳ないのですが、致し方なし…
ネコをキャンピングカーに乗せるとこんな具合になります。ご参考まで。
最後に、繰り返しになりますが猫をクルマで連れ回すのは脱走のリスクが高い大変危険な行為です。安易な気持ちで猫を連れ出さないでください。
不幸な事故をけっして起こさないよう、熟慮を重ね万全の準備を整えたうえで行っていただくようお願いします。
コメント
こんばんは。
私も猫連れの旅行はおススメしません。
我が家の場合は諸事情(人間の身勝手な理由)とニャンズの性格の問題から猫連れ旅をする事となりました。
改めて、不慮の事故を起こさないように熟慮したいと思います。
猫の爪研ぎには注意が必要ですね。
いつも参考になる記事有難う御座います。
はとポッポ 様
ネコ連れ旅で一番重要なのは、ネコの性格ですね。
我が家のフィグは非常に憶病で、基本的に自分の縄張りから出ようとしません。そういった性格を見定めたうえで連れ出しています。
キャンピングカーも自分の縄張りと認識しているようで車内ではとてもリラックスしていますが、外に出ようとする気配は今のところありません。
それでも外部からの刺激等で飛び出してしまう危険性はぬぐえません。クルマを開け閉めする際は複数人で監視しながら行うなど、事故が起きないよう気を配っています。
今後もよろしくお願いします。