Linuxで自宅サーバー

*以下の駄文は先代のhtmlサイトで2012年11月ごろに書き散らしたものであり、内容は非常に古いです。悪しからず。

私鯖  ~自宅サーバーの立ち上げ~

マイ・サーバーの環境

【 自宅サーバー構成 】

 当初、Vine Linuxで構築しようとしましたが、いきなりインストールでつまづきました。たまたま本屋でCentOSマニュアル本を見つけて乗り換え。その後、CentOSによるサーバー立ち上げを解説した素晴らしいサイト(後述)に出会い自鯖構築へ一直線。

OS(オペレーティングシステム)
CentOS 5.x (Linux)
利用サービス(立ち上げているサーバー)
webサーバー(Apache)
DNSサーバー(BIND)
メールサーバー(postfix Dovecot)
ファイルサーバー(Samba)
その他FTP、SSH、VNC などを利用

【 自宅サーバーマシン 】

 価格につられて購入したハンパなマシン達ですがケナゲに頑張っています。他から見ればガラクタ置き場の様相ですね。しかしサーバーには最低スペックのそれも型落ちぐらいがちょうど良いかも?

NEC Express5800/GT110a [Intel Celeron430 1.8GHz]
メインサーバー 格安購入した現在のメイン機(白鯖さん)
ファイルサーバーをRaid1で作成、sambaで共有 4台のハードディスクが唸ってます
DELL PowerEdge T105 [AMD Opteron]
メイン機をフルバックアップするサブ機(黒鯖さん)
もともとはメインとして格安購入したが余りの消費電力に引け目を感じサブへ格下げ。起動・終了を自動化し毎日バックアップ
DELL Vostro1000 [Mobile AMD Sempron3600+ 2.0GHz]
サブサブマシン(孫鯖さん) メイン機のメンテナンス時にweb・DNSサーバーとして活用予定
xpノートとして使用していたが落下事故により液晶が割れる。障害部の摘出手術をしたのちLinuxマシンとして復活。なお、NICも逝かれたため、Linuxで動くUSB用のLANアダプタ
(バッファローLUA-US-KTX)を見つけてきてネットワーク接続

【 ネットワーク環境 】

 このウェブサイトは光ファイバ環境でお送りしています。スピードはイマイチですが。ISPのせい?ルーターのせい?

回線 NTT フレッツ光
地域にファイバーが来てすぐ申込。ついでによく考えずひかり電話にも加入。ちなみに諸事情によりTVはKDDIのファイバーが来てます
ISP インターリンク
固定IPを1個もらっています。セルフサポートが基本ですが格安。特に不便は感じてません。セカンダリDNSサービスもあり
ルーター NTT RT-S300SE
ひかり電話対応のNTT支給品。ちょっと使いづらいが、ひかり電話のせいで換えられない。なおデフォルトではping通らない設定
無線LANルーター NEC WR8600N
ブリッジモードで使用。やっぱり無線はNEC。コレガとかバッファローとかいろいろ試したけどNECが一番安定している。アクトビラなどTVでも活躍

【参考:クライアントPC】

 みんなボロいロートルばかりです。そろそろxpからの移行を真剣に考えなくてはいけません。

DELL Vostro200 [Intel core2 Duo E6850 3.0GHz]
スリムタワー OS:xp
2階のルータから自力でLANケーブルを1階に敷設し有線接続。グラボ挿したら文字まで見違えるほどきれいになった(なんで?)。負荷の高い作業用なれど陳腐化著しい
DELL Vostro1510 [Intel Celeron550 2.0GHz]
現役ノート OS:xp
無線LAN接続。celeron煩い、熱風がアツい。壊れそうで壊れないクソマシーン。でも利用頻度は最も高い
KOHJINSHA SC3 [Intel Atom Z520 1.33GHz]
モバイルノート OS:xp
小さく面白そうということで、ソーテックで痛い目に会ったにもかかわらず衝動買い。atomもいじってみたかった。お出かけの際やベッドサイドで活用。イーモバイルで接続してウェブサイトの確認にも利用

 3台のクライアントを使い家中どこからでもファイルサーバーにアクセスできるのはとても便利です。いつでも思い出の画像にアクセスできます。

自宅サーバー立ち上げの理由

 バリバリの文系人間がなぜサーバーを?
よく覚えていませんが次のような理由だったと思います。たぶん。単に気まぐれかもしれませんね
普段の行動パターンからすると。

  1. どんどんたまる一方の画像ファイルの管理に悩んでいた
  2. 犬2匹との暮らしを何とか形に残したい(ウェブサイトを立ち上げたい)
  3. どうせサイトを立ち上げるならオリジナルドメインにしたい
  4. レンタルサーバーは容量制限など使い勝手が悪そう
  5. 何か知らないけどサーバー専用機はなまら安い。(1万円台。数年前の話ですが)

 少なくとも上記b、cはサーバーとは関係ありません。なんだかんだ言ってeが最大の動機(オモチャが欲しかった)でしょうか。

自宅サーバーのメリット・デメリット

 もっともらしくメリット・デメリットをまとめてみました。しかし通常は自宅でサーバー立ち上げるメリットなんてあまりないはず。フツーの眼で見れば。
では、なぜ立ち上げるのか? それはそこにオモチャがあるから。

サーバーを立ち上げるメリット(Linux)

  • 容量気にする必要ない・好き勝手にできる(使い倒せてないけど)
  • ソフトウエアRAID(タダで出来ちゃうことに感動)
  • Linuxの安定感・安心感(使ってみて実感)
  • 便利で冗長性高いファイルサーバー(最大の利点)
  • 呆け防止(知ったかぶりできるかも)

自宅サーバーのデメリット

  • エコじゃない(赦してください)
  • 電気代が嵩む(好きでやるので気にしない)
  • 管理の手間、クラッカー対策(余計なことはしない 善管注意義務果たす)
  • 騒音・排熱(別室用意できるので無問題)
  • 停電が怖い(思いもよらない こんな事態)

自鯖立ち上げのポイント

おススメサイト「お便利サーバー.com」

 サーバー立ち上げの最大のポイントは、CentOSによるサーバー立ち上げを詳しく解説したとても良いサイト「 お便利サーバー.com 」に出会えたこと。ステップ・バイ・ステップの説明は親切で分かりやすく助かりました。
 また、設定内容だけでなくその理由や背景を詳しく辿れるような構成で初心者が知識を整理するのにも便利。頭悪いくせに原理原則を理解しないと前に進めない私にとって頼りになる指南役です。
 我が家のサーバーが稼働しているのはこのサイトのお蔭といっても過言ではありません。お便利サーバー.comの管理人様には深く感謝の意を表したいと存じます。

自鯖の安全対策

 サーバーを立ち上げたからには、ワールド・ワイドなネットワークに迷惑をかけてしまわないよう注意義務を果たす必要があります。
 素人ですので当たり前のことしかできませんが、あやしいと思ったらすぐ電源を切る覚悟で管理しています。

しっかりしたパスワード設定
大文字小文字、数字、記号をすべて使用しランダムなパスワードをつくる方法を自ら開発。特にrootは十分すぎるほど長いパスワードにしています。もちろん定期的に変更
不用意にポートを開けない
well-known portは特に注意。LAN外からのアクセスは原則行わない。やむを得ず開けてもすぐ閉じる。無論、sshはwell-knownでないポートで
不必要なデーモンを立ち上げない
上記と同じ理由。vsftpdなんかも通常は止めています
踏み台にされていないかチェック
RBL.jp 等で第三者中継の可能性がないかチェック
ログウォッチぐらいは目を通す
妙な動きがあったら気が付くように
定期的にアップデート
忘れずに行いましょう
いざとなったら電源OFF
重要なデータはバックアップしておきいつでもシャットダウンできるように

そのほかの参考事項

 他に利用させていただいているサービスです。

なんともお恥ずかしい内容のサイトで申し訳ございません。今後も精進を重ねたいと存じます。

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