3連休最終日にモービルホイップの調整
北海道で7MHzの運用に失敗。全然更新できなかった話を書いたところ、今の時期は21MHzなどもっと高い周波数の方がコンディションが良いとアドバイスをいただきました。
早速、先週に21MHz用のモービルホイップアンテナを手配し、3連休最終日の昨日午後にキャンピングカーに取り付けてみました。
7MHZと同じダイヤモンドアンテナを選択
購入したアンテナは、第一電波工業(ダイヤモンド)のHF15CLです。センターローディングタイプで全長は2.2m。
少しでも飛びそうなもので手に入り易いものとなると、ダイヤモンドのこの商品かコメットHR21か二者択一になります。
どちらも大した違いはなさそうなので、結局7MHz用と同じダイヤモンドにしました。なぜなら、同じシリーズなら上部エレメントの使いまわしができると思ったからです。実際、手くいくか分かりませんが・・・
無精者ゆえとりあえず自宅で調整
アンテナの取り付けと調整は、自宅の駐車場で行いました。
アンテナの先端が軒下、すぐ横は壁という最悪の場所ですが、暑くてクルマを出すのが面倒くさく、こんな場所でも傾向はつかめるだろうと作業開始。
21,200KHz当たりを底にしようと調整した結果、45mmほど切り詰めました。
この状態でSWR値を図ると、21,090KHz当たりが最も低く1.2ぐらい。割と広い範囲でSWR値1.5を下回ります。
もう少し切り詰めようかと思いましたが、既に45mmも切っています。
今更ながら自宅駐車場という悪環境で調整を行うことに不安を感じだし、急遽、いから近い川沿いの空き地に移動することにしました。
思い直して空き地へ移動したけど…SWRが下がらない
空き地で改めてSWR値を測定したところ、21MHz全バンド内のSWR値が1.5。なぜか自宅駐車場より悪化しています。それもすべて通しで1.5。下がるところも上がるところもありません。どこで測っても1.5です。
「また私には理解不能なことが起きた」
しばし頭を抱えました。
調整完了、でも切りすぎた
気をとり直して私にできる唯一の対処方法であるアンテナの接続確認をもう一度行いました。
キャンピングカーの屋根に上り、アンテナを取り付け直すと、あーら不思議。
21,000~21,150KHzは1.2~1.1、21,160KHz以上は全て1.0に下がりました。
IC-7300内臓のSWR計で測ったのでどこまで正確か分かりませんが、何度もチューナーが効いていないか確認しましたので大丈夫だと思います。
とりあえずはほっと一息です。我が家のキャンピングカーのアンテナアースが効いているのも確認できて良かった。
でも、冷静に考えるとエレメントを切り詰め過ぎですね。2回目の切断を思いとどまれば、もっと広い範囲が1.0になったはずです。
自宅と空き地での数値の違いや、アンテナを付け直したら急にSWR値が下がるなど、電波の奥深さアンテナ調整の難しさを感じる出来事でした。また一つお利口になったかな・・・
受信できました
さて、SRWの調整が終わったので、21MHzをワッチしてみると、
よーく聞こえます。北海道、北陸、関西、中国、四国さまざまなエリアからの電波を受信することができました。
皆さんのアドバイスのとおり、21MHzのコンディションの良さを実感。
せっかくのなので応答してみようかという衝動に駆られるも、準備不足なので思いとどまり、受信が確認できたことで良しとします。
半歩前進の3連休でした。