自宅からのオンエアに向けアイコムのアンテナチューナーAH-4を購入したものの、肝心の作業は足踏み状態。
やる気はそこそこあるけれど、旅行や野暮用に忙殺されミッションはほとんど進んでいない。
それでも、脳内では構想が煮詰まってきて、ちょこちょこと資材を準備している。
ウエッブ上で情報を集めてみると、AH-4とロングワイヤーを組み合わせは、電波障害を引き起こし易いようである。
このため、インターフェア対策としてフェライトコアをヤフオクや秋月電子通商で数種類手配した。
スイッチング式安定化電源DM-330MVをロボット王国で購入
また、居室内で無線機IC-7300を動かすにはAC-DC電源が必要なので、これもウェッブで情報収集の上、安くて評判のよいアルインコの32A安定化電源DM-330MVを購入する。
ツクモROBOT王国というツクモ電子のロボット専門店が一番安いようで、税込16,251円だった。
届いたDM-330MVは意外とコンパクト。スイッチング式で小型ながら連続30A出力できる。
DC出力は、本体裏面のターミナルからマックス32Aがとれるほか、前面からもシガーソケットで10A、プッシュターミナルから5Aとれ使い勝手が良さそう。
電圧は5V~15Vまでの可変で、なるほど、ロボット専門店で売っている理由がよく分かった。
自分もLEDライトや電圧計の作成などキャンピングカーがらみの電子工作をたまにするけど、この安定化電源は様々な電子工作の補助に使えてすごく便利かもしれない。
陸軍式とは
それと、どうでもいい話だけど、DM-330MVのしごく簡潔な説明書を読んで学んだことがひとつ。
説明書は、32Aを取り出せるターミナルを「陸軍式」と記載していた。
アマチュア無線に興味を持ち様々なブログ等を読ませてもいらっていると、たまに「陸軍式端子」という言葉が出てきた。その語感から古い時代の話だろうと調べもしなかった。
しかし、今でもよく見るネジ式の端子が「陸軍式」だったことをDM-330MVを買って初めて知る。
本当につまらない話だが、個人的には少し感動。また一つお利口になった。「なんで陸軍、どこの陸軍」と謎は深まったけど。
アンテナ・エレメントの購入
フェライトや安定化電源に加えて、週末にはアンテナエレメントの材料を集めた。
エレメントのメイン部分は、ビニル被膜されたアルミ線を使うことにする。線の直径は3.2mm、アルミ導線は2mm径のもので、10mでおよそ700円以下だった。
これとアルミ棒などを組み合わせてアンテナエレメントを作成する予定。アルミについては、ガルバニック腐食の問題などデメリットもあるけど、軽さなどメリットも多い。
普通のIV線か、それとも目立たないホルマル線か。色々悩んだけど、いくつかの理由でアルミ材を選んだ。詳細はまた後日。
今週末に作業ができれば良いのだけれど。