スキーに行きたいと思いつつ、なかなか重い腰があがらない今日この頃。
「来週こそはいくぞ」とスキーキャリアをキャンピングカーに取り付けたら、なんとウン十年ぶりの大雪で関東からでられない。2週連続、何をするでもなく家でくすぶっていました。
遊びに行けずブログネタも思いつかないのですが、ムリムリ頭をひねってキャンピングカーで起きた冬の出来事を紹介します。
凍結によるプレッシャーポンプ(FLOJET)の故障
前に乗っていたキャンピングカー”クレソン”の給水はFLOJETというメーカーのプレッシャーポンプを使用していました。
このポンプ、なかなか面白い構造。圧力でスイッチがオンオフします。
蛇口の栓をひねるとポンプの内圧が低くなりポンプが始動、下側についたゴムの弁がポコポコ振動し水を吸い上げます。栓を閉めると圧力が高まり自動で停止。
我が家では、このポンプをクレソンを購入した年の冬に壊してしまいました。
当時はあまり情報を得られず、自分なりに動作をひとつひとつチェックしポンプの構造や原理を把握。ポンプの下についている弁が壊れただろうと当たりをつけました。
パーツ屋さんサイトで弁の部分の部品を見つけましたので一か八か取り寄せて交換したところ、上手くいきました。無事に復活です。
どうやら壊れた原因は凍結。キャラバンから帰宅後の水抜きが不十分だったため、弁がいかれた模様です。
その時の経験から、寒い時期は配管等の凍結に気をつけなければならないということを学びました。
設計の段階である程度は凍結への配慮はしているはずですが、場合によっては排水管が割れたり、トイレも凍結して壊れることもあるようですので注意が必要です。
修理も楽し
また、このときの修理の経験から別の面でのキャンピングカーの楽しみ方を知りました。
それは非常に自虐的な言い方ですが「壊れる楽しみ」です。
決して壊れることを望んでいるわけではなく、正直、何か壊れると気が滅入ることもありますが、自分で原因を探して修理するのもまた楽し。いわば巨大なオモチャです。
コメント
難しい修理をよく直されましたね
圧力でポンプのON/OFFをする構造なんですね
拝見したところゴムのダイヤフラム部分は水抜きできそうも有りませんが 配管側に凍結した時の逃げができるんでしょうね
私はなるべく壊れない事を祈っていますが いずれは自分で直す場面に遇うでしょうね
その時はご指導お願いしますm(__)m
オジジ様 いつもコメントをありがとうございます。
10年近く前の話でよく憶えていないのですが、志賀高原で一晩放置したところ常に動いていたモノが一度凍結して通水不可に。
下界にもどり氷は溶けたのですが、通電してもポンプは音を出すだけで水を吐き出さなくなってしまいました。
私自身は「凍結で壊れた」という記憶しか残っていないのですが、言われてみれば交換したダイヤフラムのような部分は通水するところではありませんので、凍結時にポンプを動かして負荷をかけすぎて壊れたのかもしれませんし、凍ったせいで水が侵入したのかもしれません。曖昧な記憶ですみません。
修理自体は簡単でパーツを取り寄せて弁などを交換しただけです。
DIYでの修理ができた時の達成感はキャンカー乗りの楽しみの一つでしょうね。
私も自分で出来る所は自分でと修理していますが、何せ古い車で次から次へと故障が続きます。
一通り対応すると次にどこがと事前に予備品を入手したりしています。
一番困るのは出先での冷蔵庫とか水周りの故障でしょうね。
凍結対策・・・寒冷地の皆さんはどうしてるんでしょうかね?
レオじじい様 いつもありがとうございます。
そうですね、旅先での故障はとても焦ります。私もパンクしたりサイドオーニングが外れたりといろいろなアクシデントに遭遇しましたが、ラッキーなことに何とか乗り越えてきました。「どうにかなるさ」という心の余裕というか開き直りも旅には必要だと感じています。
凍結対策については、それほどナイーブになる必要は無いとは思っていますが油断すると痛い目に遭いますね。
関東地方に住んでいるとこれまではスキーに出かけたときしか気にしてませんでしたが、最近の天気をみると、むしろ自宅にいるときが盲点になるかもしれません。
はじめまして。
バス(シルビアン)のキャンピングカーにのってます。
5年近くのってますが、今年、初めて凍結させてしまいました。
ヒューズの交換で一度は復活しましたが、また、故障。
圧力スイッチを注文しました。
これでなおることを願ってます。
大変、参考になりました。
とてつもなく古い記事ですが、お役に立てて幸いです。