アロン化成のポータブルトイレ用防臭液
個人輸入でまとめ買いしたオダーラスが在庫切れ
うちはカセットトイレの消臭剤にODORLOS（オダーラス）を使っていました。
作用機序はイマイチ分かりませんが、オダーラスは、微生物の力を使い悪臭を押さえるタイプの消臭剤。それ自体は無臭で、アクアケムのように香りが強くなく、なにより消臭効果が高いので気に入っていました。
また、長期間に渡って消臭効果が続くことが魅力で、帰宅後、ダンプするのを忘れて処理が１か月後になったとしても悪臭がほとんどしません。むしろ、１週間ほど寝かした方が、排泄物の分解が進み処理が楽になるぐらいです。
オダーラスは国内でも手に入りますが、私はCAMPING WORLDで大量にまとめ買いをしてこれまで使っていました。
しかし、ここにきてついにストック切れ。
個人輸入の魅力がないので国内メーカーのものを買ってみる
海外のショップでODORLOSを手配してもいいのですが、時間もかかる上に最近は円高。個人輸入の魅力が薄れています。
そこで、今回はオダーラスをやめて国内で手に入る消臭剤を使ってみることにしました。
最近はホームセンターや薬局に必ず介護用品コーナーがあり、ポータブル用トイレの消臭・防臭剤が売っています。キャンピングカーにもこうした消臭剤・防臭剤を導入されている方も多数。我が家のトイレでも実験です。
アロン化成「安寿」を購入
買ったのは、アロン化成のポータブルトイレ防臭剤「安寿」。
選んだ理由は特にありません。どこの店でも一番幅を利かせていて、売れてそうだったから。
このメーカはいろんなタイプの防臭剤をだしていますが、私が購入したのは液体タイプのもので、400mlのボトル１本が1,200円ほど。これで約40回分だそうです。
カセットトイレで試してみた
早速、デイブレイク号のTHETFORDカセットトイレに投入。使用方法はカセットトイレに１～２リットルの水を入れ、10mlの安寿を入れるだけ。超簡単。説明書きにニオイが消えない場合はさらに10ml追加しろとありますので、目見当で20mlほどドボドボ投入しました。
オダーラスも使い方は同じでしたが、粉末を溶かす手間がないだけ安寿の方が楽ですね。
さて、安寿の使用感ですが、安寿自体は「やさしいフローラルの香り」がします。例えるなら洗濯で使う柔軟剤のようなニオイで、それほどキツいものではないので問題なし。
防臭・消臭効果も今のところ一度「小」をしただけですが、しっかり効いているようで不快なニオイは感じません。
長期キャラバンで使ってみないとその真価は判断できませんが、とりあえずは合格です。
安寿の使用方法
安寿に対するそこはかとない疑問
効果の継続時間
安寿で引っかかっているのは消臭効果が約２時間とされていること。
いまのところ、２時間を超えても異臭はしていませんが、長期キャラバンだとニオイ出すかもしれません。
まぁ、その都度、安寿を追加投入すれば済む話かもしれませんが。
逐次投入の必要性
同じく、引っかかるのが約４０回分という表記です。
オダーラスであれば、必要量を一度投入すれば、基本的にブラックタンクが満タンになるまで効果を発揮してくれました。
しかし、安寿の場合、消臭効果が２時間と明記されていることから「タンク満タン４０回分」ではなく、「排泄４０回分」ということでしょうね。長々書くまでもなく当たり前ですね。
雑に使うとコスト高？
ということは、コストの面も考える必要があるかもしれません。
私のように雑な人間だと、平気で２目盛20mlぐらいは流してしまいそうなので、逐次投入していたらあっという間にワンボトルなくなってしまいます。
楽天では700円台で売っているようですが、雑に使うとコストがかかりそうです。
「育ちの悪い酔っぱらいが夜中に用を足す」という我が家の使用環境では、正確に少しづつ決められた量を投入するというのは実は困難だったりします。正直、面倒くさいです。
ダンプ処理もすみやかに？
それと、安寿だとブラックタンクを迅速に処理した方が良さそうです。
オダーラスだとキャラバンから帰宅して２週間、３週間放置しても特に悪臭はしませんでした。でも、安寿でそんなことをしたらとんでもないことになるのかも。
急に不安。オダーラスが良かったかも
私はダメ人間です。旅行から帰ってすぐにダンプする意欲が私にはありません。
しばらくぶりにキャンピングカーの扉を開けたら猛烈な悪臭。なんて悲惨な事故が起きやしないか…
急に心配になってきました。
もしかしたら、ズボラな人間にはオダーラスがよかったのかな。
実験で「小」を１回しただけで大きな不安を抱えてしまいました。効果検証はこれからで、たぶん不安は杞憂に終わると思いますが…
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