犬と一緒に旅行がしたくてキャンピングカーを手に入れた我が家。
キャンピングカーが犬にとっても「居心地のいい」場所になるようなるべく配慮してあげたい。
移動時は安全でストレスがないように。停泊時は自宅にいるかのごとく寛げるように。
そんな思いを実現するため、無い知恵を絞り「機動犬舎デイブレイク」をマックレーにつくってもらいました。
もちろん知恵もなければ金もないので理想どおりにはいきませんでしたが、本家のサイトで紹介したとおり機動犬舎デイブレイクではいくつか工夫したつもりです。
かいつまんで簡単に紹介すると、
- 人の目が届き声をかけられるセカンドシートに移動中も安全な犬専用席を設けたこと。
- ダイネットテーブルの下や通路部分など停泊時に犬がウロウロできる部分を広くとったこと。
以上の二点でしょうか。
ちょっと失敗
もちろん、失敗というか気が回らなかった点も多々あります。
ひとつは、キャブとダイネットの間をスムーズに行き来できるよう間口等を広くとったことで、留守番の際に運転席へ行ってしまうことが多いです。
大した問題ではないのですが、レカロシートが毛だらけになると掃除が大変。犬がフォーンを鳴らしてしまい回りに迷惑をかけるなんてこともありました。
さらに、犬だけで留守番させていることがばれてしまうことが少し心配。ウィペットのペッパーような変な犬が運転席にいると目立ってしまいますし。子供が集まってくるなんてこともありました。
二つめはダイネットのシート形状。
乗り換え前のキャンピングカーはFASPシートで犬が飛び乗り易かったのですが、マックレーのシートは造り付けの垂直に切り立ったもの。犬は昇りづらいようです。
特にダックスフントのジンジャーは加齢もあり自力であがることは不可能。自分は床なのに弟分のペッパーはシートの上。少し寂しそうな目をしています。
もう一つ、マックレーにお願いしてホワイト家具材で作ってもらった犬用の折りたたみケース。
これは実際には使いませんでした。
その理由は、重くて邪魔なこと。これはオーダーの段階で渡辺社長からもいわれていたことですが、折りたたみ式にしたところで元々が重くガサがはります。結局、市販の犬用ドライブボックスを固定して使うことにしました。
また、素材が硬く犬に優しくないのも撤去した理由です。ペッパーは「ハウス」といえば自分で入ろうとするのですが、木の板に足やらお尻やらそこら中をぶつけてしまうのです。痛そうでちょっと可哀想でした。
高齢犬対策
細かいことを書けばいろいろありますが、犬たちはこの「走る犬小屋」をおおむね気に入ってくれているようです。
ただ、今後は犬の高齢化に合わせて様々な問題が出てくるかもしれません。
実際、2頭ともずいぶん年をとりました。体の自由もきかなくなってきましたし、トイレもあまり我慢できなくなりました。
少し悲しくもありますが、今後は老犬が過ごしやすいようにバージョンアップをしていかなくては。
どこまで一緒に旅ができるか見極めながら、工夫していくつもりです。
コメント