キャンピングカーにはこんな機能も キャンピングカーのススメ 6
キャンピングカーの3大メリットに続き、今度は3つの機能です。
まだまだたくさんあって書ききれなかたキャンピングカーの利点、強みを防災機能、別室機能、安全機能の3つにまとめました。
防災機能
大規模災害のへの備え
近年の大規模災害でよく指摘されているのが災害関連死。
災害の直接的な被害からは難を逃れたものの、その後続く不自由な避難生活で体調を壊すなどして死亡するケースが非常に多いようです。また、避難所での生活になじめず、マイカーで寝泊まりを繰り返しエコノミー症候群で亡くなられたという事例がよく報道されていました。
我が家も大規模な地震災害が相当な確率で発生すると予測されている地域にあります。
自助・共助の観点で自ら防災対策を講じることが重要ですが、キャンピングカーは防災対策ツールとしても活躍してくれるものと期待しています。
もちろんキャンピングカー被災しなければという条件付きですが、普段から水や食料等防災用品等を車に準備しておくことで、いざというときに役に立つでしょう。発電機があればさらに安心です。
安心の避難場所
今般の東日本大震災では想像を絶する災害規模もさることながら、その後いわゆる災害時要援護者の方が避難生活で御苦労されている様子を拝見し、身につまされる思いがしました。
また、人間と同様、多くのペットや家畜も被災、被害にあっています。飼い主と離れ離れになり不安を隠しきれないペットを報道で見るたびに胸が締め付けられました。我が家のようにペットがいる家庭では他人事ではない問題です。
万が一にもあっては欲しくないことですが、災害時要援護者やペットのいる家庭では、キャンピングカーは大きな安心を与えてくれる防災インフラになりえるものと思います。
事実、原発事故に伴う計画停電の際には、発電機のあるキャンピングカーがあったおかげで安心して過ごすことができました。
別室機能
我が家の離れ
キャンピングカーがあると我が家を増築したような気分になります。ちょっとした「離れ」感覚で使えて便利ですよ。
実際、我が家でも気分転換を兼ねて書斎みたいに使ったり、家庭内別居の避難先として使っています。うちの妻は自分から出ていくとは決して言いませんので、情勢に応じて私がキャンピングカーに避難します。
動くオモチャ箱
家庭内別居は特殊事例として、よりメリットを感じるのがオモチャ箱としての機能。しっかりした収納があるキャンピングカーであれば、オートキャンプ用品や釣り道具など遊びの道具をしまっておくことが可能です。
これで出かけるたびに荷物を出し入れするといった憂鬱な作業から解放されます。また、家の収納を遊び道具で占有してしまい煙たがられることもありません。
わざわざ書くほどのことでもないと思われるかもしれませんが、無精者揃いのわが家では馬鹿にできない大きなメリット。煩わしい積み込み作業なく、すぐに遊びに出かけられるは本当に素晴らしいことです。
キャンピングカー購入前の話。直前まで意欲満々だったはずが、いざ当日になると出発準備が億劫になり、目的地がキャンプ場からスーパー銭湯に変わってしまったなんてことも。まぁ、単に自分が駄目人間なだけですが。
安全機能
ちょっとこじつけですが、マイペースな旅ができるキャンピングカーには、安全機能も備わっていると思います。
運転中、睡魔が襲ってきた場合、キャンピングカーなら太モモをツネったり、メンソレータムを瞼に塗ったりする必要はありません。いつでもどこでも休めて寝れて、時間的な制約からも自由なキャンピングカーです。疲れたら移動は止めて仮眠もしくはP泊しましょう。無理な運転は控え安全第一。
アメリカのデータですが、交通事故全体の4割から5割は、不眠や疲労が関係しているという記事を読んだことがあります。車を運転していれば誰しも、疲れや眠気からヒヤリとしたことが少なからずあるはず。
せっかくキャンピングカーに乗っているのだから疲れたら寝よう。いつでも休めるし急ぐ必要もない。このように心に余裕を持てれば、きっと事故は減らせるでしょう。
また、これはメリットではないかもしれませんが、キャブコンは残念なぐらいスピードがでません。あるいは怖くて出せません。キャンピングカーは家を背負っているカタツムリ。のんびりゆっくり安全運転でいきましょう。
この度もお読みいただきありがとうございました。以上でキャンピングカーの利点、強みについての考察は終了です。
メリットを整理していくなかで、キャンピングカーの効果的な使い方、キャンピングカーの機能を生かせるシチュエーションなどについても簡単に触れることができたかと思います。乱文ですが何かの参考にしてください。
次回はキャンピングカーのタイプについて書いてみようと思います。
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