寒い冬でも快適なキャラバンを約束してくれるFFヒーター。
キャンピングカーの装備として欠かすことの出来ない最重要装備の一つですが、実は我が家のFFヒーターの調子がイマイチでした。
年末年始のキャラバンに向け久しぶりにスイッチをオンすると、ファンは回り出して吹出口から風が出てくるのですが、一向に冷気のまま。着火しません。
しばらくすると「F:15」というエラーメッセージが出て温風が出ることなく停止してしまいます。
何度かオンオフを繰り返していると着火に成功し正常に動いてくることもあります。しかし、8割方はエラーになってしまい使用に支障きたす状態です。
うちのキャンピングカーのFFヒーターはべバストのAT2000ST。
久々に(初めてかも)説明書を引っ張り出して眺めてみたところ、エラーの説明は次のとおり。
エラーF15
故障内容:温度調整ダイヤルノブ不良
対処方法:ショップにご相談ください
何か自分では直せないハードっぽい故障の匂い。ショップに相談といってもベバストの修理はすぐには・・・
う~ん、困りました。キャラバンに暗雲がたちこめます。
いずれにしてもキャラバンには間に合わないので代替の暖房をどうしようかと思案しはじめたとき、ちょっとした思いつき。
それまでは温度調整ダイヤルを全開(最大温度)の状態でスイッチオンしていました。しかしエラー内容がダイヤルノブの不良ということなので、試しにダイヤルの設定を弱くしてスイッチを入れてみたのです。
そうすると、不思議なことにしっかり着火します。100%OK。
何ら問題解決になっていないのは自明ですが、とりあえずしっかり温風が出るようになりましたのでそのまま出発しちゃいました。
キャラバン中もダイヤルを中間位置ぐらいにしてスイッチオンするようにしたところ特にエラーもなく普通に使えます。一度温風が出ればダイヤルを最強にしても何ら問題ありません。
これがどういうことなのか、私にはまったく分かりません。
ベバストの説明書(日本語のすごく薄いヤツ)を読み返してもダイヤルを全開にしてオンしちゃダメとは書いてありません。
とても不可解な症状ですが、コンビネーションタイマーの調子がイマイチなのは確実。そのうち専門家に見てもらわなくてはいけませんね。
最後に自戒を込めてベバストの説明書にある重要そうな注意書きを抜粋します。
- 夏季などでも1ヶ月に1度、10分程度ヒーター動作を行う(その際は調整ダイヤルを最大レベルにセットする)こと
- カーボンがたまるので約3000時間(トラック2~3年、キャンピングカーでは約5~6年を目安)でオーバーホールを行うこと
うちもあと1、2年でオーバーホールが必要な時期になります。
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