キャンピングカーに乗れば上手くなる
キャンピングカーで遊ぶようになると、様々なことを自分でやってみたくなります。すぐに壊れる部品の補修など、正確に言えば「やらざるを得ない」といった方が正しいかもしれませんが。
私自身、キャンカー乗りになって初めて挑戦したことがいくつもあります。
なかでも、我ながら上達したなぁと思えること。それは、
「半田付け」です。
最近は完成品が安く出回っているので面倒なことをやる必要がなくなりましたが、キャンピングカーに乗り始めた10年ほど前は照明をLED化するのも自分で半田付けが基本。基盤の上にひたすらLEDを半田付けしていました。そのほかにもバッテリーチェック用の電圧計や安定化電源の作成などなど半田付けをする機会は結構あり、修練を積みました。
半田付けに限らず、否応なく電気関係には詳しくなりますね。キャンピングカーに乗っていると。
リレーやトランジスタの使い方なんて普通の文系人間は一生知りえなかったはず。「圧着工具はやっぱりエビ印だね」なんて、半田ゴテのみならず電工ペンチの使い方をマスターした自分がいたりします。
そうです。キャンピングカーは、中学で習ったオームの法則の再学習を強いた上に、秋月電子通商(共立エレショップでも可)という魑魅魍魎な世界に人を引きずり込むのです。
私は知識がないのでそれほどではありませんが、はまると奥が深そうな電子工作の世界。凝り性の人はご注意を。
近頃は完成品を買うことも多く半田ゴテの出番は減少傾向。しかし、自分で半田付けしたものの方が圧倒的に耐久性が高い気がします。また、何より秋月電子のサイトを眺めているのが楽しいので、そのうちまた改造ネタを思いついて半田ゴテを握ることになるでしょう。
本当はキャンピングカーライフに欠かせない白色LEDを実現させた三碩学をリスペクトする文を書くつもりでしたが、話は逸れたまま。まだまだLED化したい所が残っていますので、偉大な発明に感謝しつつ秋月で買い物します。
コメント
はまっていますね。
私は、若いころはアマチュア無線で送受信機を自作したりしていましたが、最近は半田ごてを握るのが億劫になってきました。
特に細かいパターンのプリント基板に挑戦するのは、老眼鏡を掛けても見難いですから。
せいぜい、リレーを追加して付けるぐらいですが。
レオじじい様
送受信機をつくられるなんてすごいですね。私は専門知識がないので複雑なものは作れませんが、それでも何か作るというのは楽しいですね。