函館に上陸、夜景と居酒屋を満喫(6月26日)
夜通し走って、青森フェリーターミナルに10:30頃到着。11:35発の青函フェリーになんとか間に合った。
フェリーはやぶさのステートルームで仮眠をとり、函館には定刻を少し回った16時前に上陸。そのままベイエリアへとデイブレイクを進める。
函館には何度か来てるけど、いつも通過するばかりでまともに観光したことがない。
北海道初日は函館に泊まることにして、メジャーな観光地を見て回ることにした。函館の旨い肴で酒も飲みたいし。
観光ポイント
金森赤レンガ倉庫・ベイエリア
函館ベイエリアにクルマを停めて、まずは金森赤レンガ倉庫を散策。
この歴史ある倉庫群は、明治42年に完成したもので、昭和63年にベイエリアを代表する観光施に生まれ変わったもの。いまでも当時の流れをくみ倉庫業を営む金森商船株式会社が運営している。
外見はは渋い赤レンガで海沿いに佇むその姿はフォトジェニック。だけど中は観光客向けショッピングモールで、いってみれば横浜赤レンガ倉庫のパチもののような感じ。写真を撮ったら早々に八幡坂へと向かう。
八幡坂から函館ハリストス正教会、元町散歩
途中、ハセガワストアのベイエリア店で遅い昼食を食べ、函館の有名な観光スポットである八幡坂を登る。
残念な天気でイマイチな写真しかないが、坂から下を見下ろすと函館が港で栄えた街だということがよく分かる。
登りきったら、横に移動して函館ハリストス正教会を見学。ロシア正教の教会で国の重要文化財。こじんまりしたかわいい教会で、中では礼拝が行われていた。
その裏のチャチャ登りにもあがって港町の風景を楽しんだ。だんだんと日が傾いてきたので散策は終えて車に戻る。
タクシーで函館の夜景
キャンピングカーを宿泊地である函館駅西口、函館朝市付近の駐車場に停め、そこから歩いて地元居酒屋へ行き夕食を摂った。
食事を終えた20時過ぎ、夜空は相変わらず厚い雲で覆われている。でも、函館山の頂上はよく見えた。これなら函館の夜景が見れるかもしれないと思い函館駅へ早足で戻る。
本来なら、ロープウェーに乗っていくのが経済的かつ旅情もあるけど、時間もないし天気はどんどん変わりそうだったので、駅からタクシーで行くことにした。
運転手さんの話を聞きながら函館山登山道路を登っていくと、突然、視界が開けて函館のまばゆい夜景が目に飛び込んできた。元々、あまり期待はしていなかったで、ちょっとびっくりした。確かに函館の夜景は美しかった。
しかし、ここはまだ山頂の手前なので、留まることなく上を目指す。
数分後、山頂駐車場に到着して展望台へと急ぐが、すぐに北側から雲が流れてきて綺麗な夜景の写真は撮れなかった。残念。でも、もともと天候が良くなかった中で世界三大夜景の片鱗を見られたのだから良しとしよう。
夜景見物が終わったら、乗ってきたタクシーに入浴予定の「はこだて大森の湯」まで送ってもらう。
函館市街から函館山までのタクシー往復は確か4千円ぐらいだったと思う。メーターではなく定額。時間がない人にはすごくおすすめ。
現地に着いて、函館山の山頂が麓から見えたら行ってみたらいいと思う。
グルメ情報
ハセガワストアのやきとり丼
函館で最初に食べたのは、有名なハセガワストアのやきとり丼。
金森レンガ倉庫を散歩した後、ベイエリア店で食べた。
やきとりと謳っているが、肉は豚肉。ハセガワストアに限らず、函館で「やきとり」というと豚肉が供されるのがメジャーみたい。埼玉県東松山市のやきとりと一緒だ。
ノーマルのやきとり丼を食べたが、味は普通。見たまんま。まずくはないけど感動もない。ちょっとしょっぱいので肉体労働の後に良いかもしれない。
居酒屋「根ぼっけ」でホッケの刺身
夜の宴は、地元で人気の海鮮居酒屋「根ぼっけ」を訪問。
函館駅から徒歩7分の場所にあり、クルマを停めた朝市駐車場から歩いていく。
お店は広いようだけど予約でいっぱいのようで、カウンターに通された。早速、二階堂のボトルを注文し、北海道最初の夜に乾杯。
このお店でのお目当ては、ホッケの刺身と活イカ刺だ。
以前ホッケの刺身を食したこたがあり、脂ののりと食味に感動したのだけれど、アニサキスの問題もありなかなかホッケの刺身を出す店はない。
しかしこの「根ぼっけ」は店名のとおりホッケの王様、根ホッケの刺身を食べさせてくれるのだ。
実際のホッケ刺の味わいは、脂がのりつつ上品な味で満足。ただ、個人的にはもっと厚く切ってホッケの濃い味わいを楽しみたかった。
活イカはこの時期なので、マイカ。剣先ほど甘みはないが、新鮮で旨い。一緒に出された肝も最高の味わい。
その外、隠れ名物らしいクリームコロッケ、白魚のかき揚げなどを注文。どれも美味かった。
2人で二階堂を空にしたところで御馳走さま。ホッケの押し寿司が旨そうだったので思わずお土産で購入してしまった。
温泉・お風呂
天然温泉はこだて大森の湯
この日の入浴は、函館市大森町にある天然温泉はこだて大森の湯を利用した。
ここも駅から歩いて7、8分の距離。ホテルに付随した日帰り入浴施設といった感じで、新しく清潔。
お風呂はナトリウム-塩化物強塩泉の温泉で、お湯はちょっと茶色がかっていた。もちろんサウナもついていて料金は大人702円。
深夜2時まで営業しているので、函館の夜の街で遊んだ後も利用できて便利だ。
入浴後、車中泊地まで歩いて帰ったら雨に降られてしまった。
車中泊地
函館朝市大駐車場で車中泊
函館駅と朝市の周辺は大きなコインパーキングが点在していて車中泊に利用できる。
今回は、料金や静かさを考え、朝市の裏側というか、駅からは最も遠い駐車場にデイブレイク号を停めた。
位置的には東横インの裏側に当たる場所で、結構広い駐車場だったが、夜間停まっていた車は数台で、車中泊しているのは我々以外では2台ほど。
トイレはすぐ横の高架下に割とキレイなのがある。
駐車料金は夜間最大500円。何時からが夜間かは忘れてしまった。すみません。
ちょっと横風がうるさかったけど、「根ぼっけ」で買ったホッケの押し寿司で飲み直し、いい気持ちで眠りに落ちててしまう。
北海道1日目が無事に終了。
コメント
函館山へは乗用車は通行禁止でしたね
私はツアーだったのでバスで登りました
雲も無く最高の夜景を見ることができました
朝市大駐車場は知りませんでした
今度 キャンピングカーで行くことができたら利用してみます
貴重な情報ありがとうございました
オジジ 様
函館山はタクシーが便利でした。雲がかかって少し残念でしたが、夏場はけっこう難しいみたいですね。
朝市駐車場は街中にあり観光にはとても便利でした。
ちょっと遠いですが、函館空港も車中泊に使えるようです。