五稜郭見物とラッキーピエロ、天気悪いので移動日とする(6月26日)
北海道上陸2日目。朝から天気が悪く、やる気が起きない。観光するにもイマイチの空模様なので、移動日に充てることにした。
函館から一路、北竜町の道の駅サンフラワー北竜を目指す。
観光ポイント
函館朝市
動き出す前に、函館朝市を散歩した。基本、ここは観光客相手の海産物やメロンの売店や食堂がメインで食指をそそるようなものには出会えなかった。
面白いものがあればブランチを市場でとろうと思ったけど、昨夜も海鮮物だったのでラッキーピエロで昼食をとることにし、次の目的地へと出発した。
五稜郭タワー
妻が五稜郭を見たいというので、まずは五稜郭タワーから見て回ることにする。
オープンの時間に合わせていって、展望台に一番乗り。
展望台からは星形につくられた五稜郭の全体像がよく分かる。また、なぜこんな場所にこのような城郭が築かれた説明が書いてあり、時間をかけてほぼ読んだ。知らないことばかりで勉強になった。
五稜郭タワーの1階、2階はショップが充実していて、五島軒のレトルトカレーや、がごめ昆布など函館名物を思わず購入してしまう。
五稜郭・箱館奉行所
タワーから五稜郭の内部へ進む。
外国艦船からの攻撃を避けるため、函館山の麓にあった箱館奉行所を内陸に移したのが五稜郭。
ヨーロッパ(フランス)式の星形要塞の構造は、実際に入るとよく分からないが、尖がった部分にも登ることができ、構造が窺え興味深い。
タワーの上から五稜郭を眺めるとすぐ足もとに目立つ赤い建物がある。城郭に入ってみたら、なんと貸しボート屋さんだった。赤く塗る必要があるのかちょっと疑問。どうでもいい話だけど。
再建された箱館奉行所
五稜郭の中央部には、箱館奉行所が建っている。
オリジナルの奉行所は1864年の竣工後わずか7年で解体された。今ある建物は2010年にオリジナルに忠実に復元したもの。
入館料は大人500円と少し高いが、日本建築に興味がある人にはおすすめ。小屋裏の梁の様子や復元工事の過程が丁寧に説明されている。
噴火湾パノラマパーク
五稜郭で雨に降られた。観光はもうやめて北へと移動してしまうことにした。
ランチを食べたら函館を後にして、大沼公園まで伸びてきた道央道に乗る。
途中、八雲PAと一体となったハイウェイオアシス「噴火湾パノラマパーク」へ寄ってみた。
ここは道央道が延伸される前に一度、犬を連れて立ち寄ったことがある思い出の場所。広々として気持ち良い場所との記憶が残っているが、パノラマ館(ビジターセンター)の中は、ただの子供の遊び場になっていた。
敷地内に併設された八雲町「丘の駅」で地元野菜や、まんぼうの燻製、チーズなどを購入。本日の目的地を道の駅サンフラワー北竜に決め、後は道央道をひた走った。
グルメ情報
ラッキーピエロのハンバーガー
函館の超有名な地元ハンバーガー店、ラッキーピエロで昼食にした。
これまで何度も食べているが函館に来るとやっぱり食べたくなってしまう。
五稜郭を後にして、国道5号沿い昭和店へ。実は、五稜郭タワーの前にもラッピはあるけど、駐車場が狭いので、駐車場完備の昭和店へ行った。
ダントツ人気のチャイニーズチキンバーガーを一つずつとラッキーエッグバーガー、ラキポテを注文。
10分ほど待たされて、大きなハンバーガーにかぶりつく。
甘辛味付けのフライドチキンにマヨネーズがたっぷり入ったバーガーは相変わらず美味い。カロリー高そうだけど。
ハンバーガーを1.5個食べたら、けっこうお腹いっぱいになる。ポテトはちょっと余計だった。
ラキポテはポテトにホワイトソースとかがかかっているが、腹が膨れたせいでちょっとクドい。
夜は車内で大平(オヒョウ)の刺身など
夜の食材を確保するため、道央道滝川ICで高速を降り、インターのそばにあったイオンで買い物をする。
この日の夕食のメニューは、大平(オヒョウ)と松川カレイの刺身、ニシンの塩焼き、樺太シシャモのフライなど。
サラダは、噴火湾パノラマパークで購入したサラダセット。スイスチャードや紫水菜などを食べた。
酒は「清里」というジャガイモ焼酎。お湯割りで飲んだが、特に変な癖はない。イモの蒸留酒というと、ドイツのアクアビットを思い浮かべるが、まったく違う。普通の日本の焼酎であった。
「北海道に来たのに樺太シシャモとはいかがなものか」「オヒョウとカレイじゃ同じじゃないか」
いろいろ不満はあるのだけど、イオンにはあまり面白い物が売ってなかった。地元のスーパーがあればいいのだがそれも見つからず、ちょっと寂しい夕食。
温泉・お風呂
北竜温泉(道の駅サンフラワー北竜)
道の駅にある温泉で、料金は大人500円。営業時間は9:30~22:00まで。
道の駅のHPを見ると源泉かけ流しのようだ。もちろんサウナもある。
ただ、全般的に施設はどことなく古びていて、打たせ湯なんかは使用禁止になっていた。
洗い場も少しレトロ。狭いしシャワー温度調整がない(記憶不明確)。
ただ、くたびれては来ているけど不衛生ということはなく、気持ちよく入浴できた。
車中泊地
道の駅サンフラワー北竜の駐車場
風呂と同様、道の駅サンフラワー北竜で車中泊。
初めて来たが、仰々しい昇り竜の門とオランダ風の立派なホテル棟・温泉棟という取り合わせで、バブル期の地方公共建築物を代表するかのような思い切りの良さを感じる。
現に建物や風呂は老朽化が進んでいて、今後の維持管理が大変そうだ。
閑散とした道の駅
人気のある道の駅と聞いていいたが、ヒマワリがまだ咲いていないからか道の駅は閑散としていた。
クルマは数台のみで、たぶんホテルの宿泊客もほとんどいないのであろう。
道の駅のショップは、この規模の道の駅としては意外なほどコンパクト。ホテルのお土産物コーナーといった感じである。あまり興味を引くものはなかったが、我が家は酒のツマミにヒマワリの種を買った。
駐車場は広大でいくつかにエリアに分かれる。道路沿いには大型車用の区画も用意されていた。
駐車場の中心当たりにトイレ棟が建っており、我が家はトイレにほど近い直売所前の駐車場に停めた。車両が少ないこともあり、朝まで快適に過ごせた。
車中泊していたオジサンと言葉を交わしたら、北海道に上陸して1週間、ずーっと天気が悪いという。
晴れないとやる気がでない。なんとか回復してほしい。
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