大型連休は、しまなみ海道サイクリングツアーに行ってきました。
天候にも恵まれ無事にしまなみ海道を自転車で走破。とっても清々しく気持ちのいい体験ができ満足です。
ところで、サイクリングの話ではありませんが、今回の旅行で乗り物好きの私が「おぉ!」と唸った出会いがあったので記事にします。
マックレーのキャンピングカーにたくさん出会う
まず、この旅では我がデイブレイク号の兄弟車、マクッレー製のキャンピングカーにたくさん出会いました。
マックレーには失礼な話ですが、キャンピングカー業界ではたぶん圧倒的少数派だと思われ、マックレー車に遭遇することは滅多にありません。
それが、今回は何と5台ものマックレー車に巡り会いました。
なかでも、道の駅多々羅しまなみ公園に停車していた1台はけっこう前のカラーリングで、相当長く乗られている様子。
大先輩の元気な姿を拝見して、我が愛車とも末永く付き合っていこうと改めて思いました。
悲運の超高速フェリーを生口島で発見
次は、偶然見つけて「え、こんなところで彼女に会うなんて…」と驚いた話。
しまなみ海道の島々にはいくつもの造船所が点在していて、船好きの自分はそういったドッグを眺めるのも結構楽しみだったりします。
5月4日の朝方、生口島の北側の海岸線を自転車で走っていて、もうすぐ瀬戸田港という辺り。ふと前方の造船所に目をやると何やら変な絵の描かれた船らしきものが…
遠くからなのでなのではっきりと分かりませんが、あの船影、そして妙な絵柄に見覚えがあります。
思わず自転車を止めてカメラをテレ側にして撮影。拡大してみると、やっぱり間違いありません。
東日本フェリーがかつて青函航路で就航させていたフェリー「ナッチャンWorld」です。
鳴り物入りでデビューしたものの、採算性の悪さや漁業被害などでほんの僅かな期間しか定期運航されなかった悲劇の高速船が、なんと生口島にいました。
ナッチャンWorldは、姉妹船ナッチャンRERAとともに90億円もかけて建造した世界最大級のウォータジェットフェリー。最高36ノットの速さで、青森-函館を1時間45分で結ぶことができた、とても高性能なフェリーでした。
私も、2009年の北海道旅行で利用し、その速さに感動しました。もっとも、その時はウォータージェットが引き起こす引き波による漁業被害のため、スピードを少し落としての運航でしたが…
しかし、瀬戸内海の造船所でいったい何をしているのか。久しぶりに対面したナッチャンは心なしかうら寂しい…
もしや解体かと心配になりネットで調べたところ、現在は防衛省が借り上げ災害支援などでの自衛隊員輸送などで使用しているみたいです。たまたま今回は生口島で整備でもしていたのでしょうね。
いずれにせよ、非常時にはその高速性と収容力を生かして大活躍してくれそうです。
おまけ。夢の超特急を手に入れた
結婚披露宴に出席する予定があったため、妻は新神戸から新幹線で先に帰ることにしました。
なぜ新神戸から新幹線にしたかというと、明石海峡大橋から近いということ以上に秘めた目的があったからです。
それは、のりもの好きにはたまらない有名駅弁を手に入れること。
妻にお願いして購入してもらったのが、コレ。
夢の超特急0系新幹線弁当、1,300円です。
0系、モーレツにかわいい。
ほかにもドクターイエローや500系、なぜかW7系など色々あるのですが、やっぱり0系が一番でしょう。
お弁当箱にしても美しさに萌えるそのフォルム。素晴らしいですね。
ただし、問題がひとつ。この0系弁当は、中身がお子様ランチなんです。
日の丸をかたどったカマボコなど趣向が凝らされていますが、ハンバーグやエビフライなどお子様仕様のおかずばかり。
妻からは、「ビールのツマミにならん」「米が多すぎる」「車内でちょっと恥ずかしい」とクレームがありました。
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