青函フェリーは車内残置が基本、車内残置で気をつけること
先の北海道旅行で初めて青函フェリー(青森→函館)を利用しました。
詳しい乗船記はすでに記事にしていますのでこちらを参考にしてください。
今日はペットと一緒に旅する際のフェリーの使い勝手について、青函フェリーは犬連れ・ネコ連れに優しいかどうか簡単にメモしておきます。
ペットケージの設備なし
今回使った「はやぶさ」にはペットルーム・ペットケージはありません。というか、青函フェリーの船でペット用の施設を用意している船はありません。
青函フェリーに犬・ネコを乗せるとなると、自動的に車内残置、クルマの中にペットを残すことになります。
我が家は猫連れですので、乗船手続きの際にその旨申し出て「同意書」にサインします。手続きとしてはこれだけで、当たり前ですが料金等は必要ありません。
問題はペットを車内残留したクルマへの配慮ですが、実際のところ良く分かりません。
我が家の場合は、左舷側の端にエスコートされましたが、ここが特に環境が良い場所とは思えません。
車両甲板でクルマの積み込み状況を見ていると、乗用車など一般客の車両を船体の両サイドの壁際から並べ、船体の中央には大型トラックを入れていくような感じです。
特にペット連れ車両に配慮している様子は見られませんでした。
まぁそうはいっても所要時間が4時間程度の航路ですので、極端に温度が上昇するような環境でなければ犬・猫に大きな負担をかけることなくペット連れ旅が楽しめると思います。
トラックのアイドリングが気になる
しかし、一点だけ気になること、注意すべきことがあります。
それは、トラックのアイドリングによる排気ガス。
青函フェリーだけでなく、津軽海峡フェリーも含めた青森-函館航路の全体にいえることですが、この航路では航海中もエンジンを回したままのトラックがたくさんいる気がするのです。
航海中は最低限の換気がなされていると思いますが、運悪くアイドリング車に囲まれてしまうと車内の空気が悪くなり、命には関わらないまでも犬猫が体調を崩す原因になるのではと危惧しています。
今回も車両甲板に降りて良いというアナウンス後、すぐにキャンピングカーに向かうと、甲板は予想通り非常に排ガス臭かったです。
うちのネコはちょっとご機嫌斜めになっただけで、体調に問題はありませんでしたが、この航路はトラックの排ガス問題が気にかかります。
青森-函館航路で車内残置させる場合の我が家の対策
我が家がこの航路を使う場合は、窓や屋根上のファンはしっかり閉じてしまいます。運転席の外気導入レバーだけは「開」にしておきますがそれ以外はすべて閉め無駄な外気が進入しないようにしてしまいます。
状況によってはすべての外気口を閉じて酸素発生装置を使ったこともありました。なお、室内には12V用ファンを用意して空気を循環させています。
確たる証拠はなく推測に過ぎませんが、ペットを車内残置してこの航路(津軽海峡フェリー含む)を利用される際には、「トラックのアイドリング」のことを頭の片隅に留めておいてください。
今はなき「なっちゃん」は、ほぼオープンデッキで風通しがよく気持ち良かったのですが・・・
コメント
ご無沙汰しております。
北海道行っていたのですね。
我が家は今年も9月渡道予定で、車内残留について記事を書いたら
早速、批判を書かれました(笑)
東日本時代から青函フェリーは使った事が無いのですが
ペット連れへの配慮が無いんですね。
まぁ~確かにペット仕様にするにはコストもかかるだろうし
仕方ないですかね。
ところでバックベット落下、大丈夫でしたか?
自分もクレソンの時、一度落ちた事あるんですが、
何か一瞬フワっと飛んだ感じで訳がわからずすでに下でした(笑)
亀萬 様
ごぶさたしております
車内残留については、狭い乗用車に閉じ込めるようなイメージがあり、知らない人には残酷に映るかもしれません。でも、個人的にはキャブコンの中で寛がせたほうが、船内のペットルームより犬への負担は少ないと考えています。
もちろん、温度など様々なことに気を使い最新の注意を払って連れて行ってるのは、亀萬さんには言うまでもないことです。
万全の準備で一緒に旅しているつもりですが、旅に連れて行くこと自体が「人間のエゴだ」といわれればそれまでですね・・・
亀萬さんもバンクベッドの落下経験者なんですね。我が家の場合は、まさに起きようと動き出した瞬間に片側から落ちましたので、記事に書いたようにドリフのコントのようでした。