画像・動画管理にGoogleフォト導入
命の次、家族の次に大切なものってなんでしょう。
私にとっての大切なもの、それはずばり思い出。
これまで撮りためてきた写真は私の大事なお宝です。
何より大切な財産をどう守るか
大事な画像データを棄損しないため、データの管理にはかなり気を使っています。
Linux(centOS)で構築したファイルサーバ(samba)をメインの保存場所とし、サーバ機に増設した2つのHDDと別のWindowsPCにそれぞれ時間差をつけて自動バックアップを実施。そのほかに画像系CMSのGallery3を使ったアルバムも作成していて、都合2つのPCの4つのHDD、5つフォルダで同一データを保持していることになります。
ちょっとしつこいぐらいですが、念には念を入れて万が一の事態に備えているわけです。
ただ、火災などを考えると、これでもまだ安心とは言えません。
そこで、今回導入したのがGoogleフォト。グーグル先生が提供する無料のクラウドフォトストレージサービスです。
Googleフォトのいいところ
1600万画素までな無制限アップロード
1画像あたり1600万画素であれば容量無制限で画像がアップロードが可能です。どんなに使っても無料。素晴らしい。
サイズオーバーの画像も自動で圧縮してくれますので手間いらず。動画もOK、RAWもJPEGに変換されますがアップロード可能です。
ちなみに、元のサイズのままでアップロードすることもできますが、その場合は15GB以上は有料になってしまします。1600万画素あれば、万一のためのバックアップとしては十分ですので、無料無制限のメリットを最大限に生かしたいですね。
我が家の場合、約1TB、15万ファイルあるフォルダをGoogleフォトに同期させましたが、2週間ほどかかってすべてのファイルのアップロードが完了しました。画素数は限られるとはいえ、グーグル先生がクラウドで保存してくれるのですから家で管理しているよりよっぽど安心といえるでしょう。
自動タグ付け&検索
Googleフォトは自動で画像を解析し、適当なタグをつけ画像を整理してくれます。またこれにより高度な検索が可能になります。
正直いってこれ凄いです。感動しました。
例えば、犬、猫、寿司、車など様々な単語で検索が可能です。キャンピングカーでの検索もOK。我が家のキャンピングカーの画像がずらりと出てきます。また、ダックスフントやウィペット、シンガプーラなどで検索してもグーグル先生は犬種までしっかり見分けて表示してくれます。
地名も結構マイナーな場所まで判別してくれるようで、阿嘉と入れれば毎年行っている阿嘉島で撮影した画像が表示されますし、弟子屈と入れると弟子屈で撮影した牛の画像が出てきたりします。
外国の地名もパリとかブルージュなどカタカナで検索可能。シャンゼリゼとかエッフェル塔とかピラミッドでも該当画像を見つけてきてくれます。
もちろん、へんな画像も紛れ込むことがありますが、検索精度は非常に優秀です。ポジをスキャンした画像まで判別しますので、グーグル先生は画像の中身を読み取ってそれがなんであるか、場所はどこかをちゃんと理解しているようです。
秀逸なストーリーとスタイル
さらにグーグル先生は余計なことに(ありがたいことに)ストーリー仕立てのアルバムまでつくってしまいます。
例えば、「金曜日の午後イスタンブールにて」とか「週末、北海道旅行」なんてタイトルのアルバムが知らない間にできてきます。完成度はともかく、こういったのを眺めてるだけでも思い出がよみがえり楽しいものです。
また、連写を繋げてgifアニメにしてくれたり、ブラケット撮影したものを合成(HDR)したりエフェクトをかけたりと勝手にいろいろ提案してきます。まぁ、余計なお世話な気がしますが、これはこれでなかなか面白いですね。
Google先生ありがとう
そのほか、つい忘れがちなスマホで撮った画像も自動でアップロードされ一元管理できるのでありがたい。
クラウドですので様々なデバイスからいつでもアルバムにアクセスでき共有も簡単。そして強力な検索機能は整理が苦手な私には何より便利です。
大量の画像データの管理に悩んでいる方にはGoogleフォトおススメです。
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