SFC修行2018全行程、かかった費用とPP単価を公開

羽田空港A滑走路着陸時のD滑走路画像 SFC修行
羽田D滑走路~NH468の機窓から~

2018年5月に解脱、PP単価10.1円でプラチナ・ステータスへ

2018年、満を持してANAのマイル修行に挑戦。無事50,000プレミアムポイントを獲得し、スーパーフライヤーズカードの発行条件をクリアしました。

人によっては恐ろしく退屈に見えるであろうただ単純に飛行機に乗りまくる修行。しかし、飛行機好きの私にはめちゃくちゃ楽しい充実した経験でした。

そんな、あっという間に終わってしまった自分のSFC修行について、備忘録を兼ねてまとめてみます。
*文末に全フライトのリストがあります。

SFC修行の基本方針

コンセプトというほどのものではありませんが、以下のような考えで修業の予定を組みました。

  1. キャンセルすることなく確実に旅程を消化するため、修行は土・日・祝日とする。
  2. 妻と一緒のため、折り返し搭乗や沖縄連続単純往復などの辛い修行は行わない。
  3. なるべく観光要素を取り入れ、連休などはしっかり遊ぶ。
  4. コストと効率性に鑑み羽田-沖縄線プレミアムクラスを中心に国内路線で稼ぐ。

修行期間

2018年1月13日に修行を開始し、5月12日に仙台空港でゴール

旅割の予約開始日の関係で、1月13日~2月12日までの前期と、3月31日~5月12日までの後期の2期に分け、集中的に実施しました。

2期に分けたのは、支払いが集中するとつらいという理由もあります。

SFC取得にかかった費用は

SFC解脱までにかかった運賃総額は 523,540円 でした。PP単価にすると 10.1円 となります。

このうち、マイルをSKYコインに替えて充当したのが 181,625円 (夫婦二人で予約したので端数が出ています。)

総額からSKYコイン分を除くと 341,915円 ←これが純粋な持ち出し分。実際に支払った額です。

スーパーフライヤーズカードを手に入れるために、夫婦二人で68万円の出費。空港への移動費や宿泊費を含めると100万円近くSFCのために費やしたことになります。

この金額が高いのか安いのか。価値判断は人それぞれ。冷静に”合理的経済人”として考えれば、SFCに35万円の価値があるのか甚だ疑問ではあります。

しかし、旅好き飛行機好きの”単純的旅行人”としては、飛行機に乗りまくれて純粋に楽しかったし、結果としてお気に入りの航空会社のプレミアムなステータスをゲットできて大満足。元がとれるかといった細かな損得勘定の次元をはるかに超えて「やって良かった」と心底思っています。

PP単価や反省点

GWの宮古・石垣が高くついた

全体のPP単価は10円を切れず、決して安いとはいえない平凡な数値に終わりました。

コストがかさんだ要因の一つは、観光にこだわって大型連休の運賃が高い時期に宮古・石垣に行ったこと。

例えば、5月6日の石垣―羽田92便のプレミアクラスは48,390円で、PP単価14円と非効率なものになっています。

でも、前半は宮古島でダイビング、後半は西表島でダイビングとゴールデンウィークを満喫しましたのでコストはある意味気にしてません。

気まぐれで鹿児島に行ってしまった

また、なぜか3月31日に効率の悪い鹿児島往復が入っています。これはお気に入りの宿、霧島温泉「ふたり静か」に突然いきたくなり急遽組んだもの。気まぐれでのせいで単価が上がってます。

ANA087プレミアムクラスの昼食

NH87宮古行のプレミアムクラスランチ

プレミアムクラスが取れず23レグ

ちなみに、最もPP単価が良かったのが4月7日羽田―石垣の旅割75で、なんと5.4円でした。

逆に最も高かったのは、那覇―札幌便の帰りに乗った札幌―羽田NH4720が16.8円。こういったPP単価の高い路線はだぶついているUAのマイルで発券すれば良かったと少し後悔しています。

本当なら、もっとプレミアムクラスを使ってさらっと終わらせたかったのですが、なかなか安い席が確保できませんでした。そのため、解脱までに要したフライトは23レグに及びました。

普通席のほうがお得?

でも、PP単価だけで見れば普通席のほうが良いものがあり、回数乗れる人は普通席のほうが安上がりに修行できます。那覇便は8,890円、PP単価6円という便がありますので、宿泊が苦にならなければ使えますね。

我が家は居酒屋めぐりが趣味なので、午後の最安の便で那覇に往き居酒屋をはしご。翌日、午前の安い便で帰るなんてプランもウエルカム。もちろん泊まるのは安いホテルですけど。

航空運賃上がりそうだし修業は早いほうがイイ

最後に、我が家は負担が一時期に集中するのを避けるため予約時期を分けましたが、これもコスト上昇の要因になっています。

4月以降は沖縄方面の料金が微妙に上昇するうえに競争率も高まる気がします。

安さを追求するなら1月から3月中旬ぐらいまでに一気に修業を終わらせるか、11月など他の安い時期を狙うのがいいかもしれません。もっとも、今後の運賃がどうなるかわかりませんが…

全23ログ・SFC修行フライトのリスト

日付 区 間便 名 運賃種別 運賃獲得PPPP単価
1/13羽田-那覇NH463プレミア旅割26,290円2,8609.2
1/13那覇-羽田NH478プレミア旅割24,990円2,8608.7
1/20羽田-那覇NH1097プレミア旅割24,990円2,8608.7
1/21那覇-羽田NH468プレミア旅割25,590円2,8608.9
1/27羽田-那覇NH474旅割758,890円1,4766.0
1/27那覇-羽田NH478旅割758,890円1,4766.0
2/3羽田-那覇NH461プレミア旅割27,490円2,8609.6
2/3那覇-札幌NH1694プレミア旅割38,850円3,89210.0
2/4札幌-羽田NH4720旅割7512,890円76516.8
2/10羽田-石垣NH089旅割7514,090円1,8367.7
2/12石垣-羽田NH090旅割7514,090円1,8367.7
3/31羽田-鹿児島NH623旅割559,990円90111.1
4/1鹿児島-羽田NH624プレミア旅割26,090円1,90113.7
4/7羽田-石垣NH089旅割559,990円1,8365.4
4/8石垣-羽田NH090旅割5519,890円1,83610.8
4/14羽田-沖縄NH993旅割5517,890円1,47612.1
4/15沖縄-羽田NH462旅割559,990円1,4766.8
4/28羽田-宮古NH087プレミア旅割37,290円3,29511.3
4/30宮古-羽田NH088旅割7523,590円1,73713.6
5/3羽田-石垣NH089プレミア旅割45,590円3,46013.2
5/6石垣-羽田NH092プレミア旅割48,390円3,46014.0
5/12羽田-那覇NH995旅割7512,790円1,4768.7
5/12那覇-仙台NH1864プレミア旅割35,000円3,22510.9
 全23レグ  合 計523,540円51,66010.1

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